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だめじゃ日記

 

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2010.09.13[月] 映画「悪人」

悪人観てきました。
アサイチの回。すごい早起きしました。

客層は年配の女性が多い印象。
妻夫木くんファンか、深津さんの受賞をワイドショーでみて、かな。
落ち着いた客層の映画はアタリが多いのでちょっと期待する。

結論から言えば、シンプルで、まっとうな、良い映画です。
言いたいことが素直に伝わってきて、過剰な演出がなくて、
感動の押し売りがない。
終わった後、自分はどうだろう?
と胸に手を当てて考えることのできる映画はそんなに多くないと思う。

とまあ褒め言葉 か ら の ここからはちょっと一言よろしいかしら。

とにかく視点が多く(ざっと挙げるだけでも、祐一、光代、
祐一母、佳乃、佳乃父、増尾、増尾友)、観客は視点が変わるたびに
スイッチの切り替えが必要になる。
感情移入し始める頃合を狙ったかのように、変わる。
それぞれ描く必要があってのことだろうけど、ちょっとストレスを感じました。

上記のことに関連して、台詞や間のとり方が全体的に短い。
ここはもう少し浸らせて欲しい…というところで次の台詞やシーンが入る。
ものすごく詰め込んでるなーという印象があるにもかかわらず、
何故か冗長な感じも受けるという。
台詞に関しては特に祐一演じる妻夫木君のシーンが多かったかな。
なんか急いでない?って感じで。これは演技力の問題かも。

演技力については、やっぱり脇がすばらしかっただけに、、、
うーん、深津さんと抱き合う妻夫木くんに常に違和感があり。
これはやっぱ演技力の差なんだろうと思います。

ものすごい言い様になってしまったけれど、妻夫木くんの祐一はリアルでした。
似合ってない金髪、当然根元は黒くて、けばけばの安っぽい原色の上着を着て、
キャラに似合わない車を乗り回し、発する言葉は単語のみで。
毎日楽しいこともなくて、ただぼんやり生きてるだけで。
環境ときっかけさえ揃ってしまえば簡単に人を殺して。
こういう人がいっぱいいるのが今の日本という国だろうと。
佳乃父のことばどおり、大切な人もいない悪人が多すぎるんだろうと。

そんな危機感に対してこの映画が与えてくれるのは、
人間は他者によって変われるという一つの光で、
ラストの祐一の笑顔が物語るところなんじゃないかなあと思います。

妻夫木くん、演技はいまひとつな感じがずっとしてたんですけど、
ラストの涙をいっぱいに溜めた笑顔ですべて帳消しかなー。
祐一が唯一笑うあのシーン、すばらしく良かった。
く、思い出すと今でも泣ける。

「告白」があって、この「悪人」があって、
今年の邦画はこの時期にきてポンポンと良作が出てきて喜ばしい限り。

私はどうしても、不治の病に・余命いくばくかの・死が二人を別つ・お涙頂戴致す!
みたいな映画では感動できない性質なので、こういう方向の映画がヒットして
たくさんできてくれるといいなあと期待してます。
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